2 認知症患者の外来診療の評価


キーワード|認知症専門診断管理料|認知症療養指導料

平成24年度診療報酬改定の改定項目

認知症患者の外来診療の評価 骨子【Ⅰ-4-(2)】

第1 基本的な考え方
認知症の早期診断をより一層推進するため、認知症専門診断管理料のさらなる評価を行うとともに、BPSDが増悪した認知症患者の紹介を受けた専門医療機関の評価を新設する。また、認知症と診断された患者について、かかりつけ医がその後の管理を行うことについての評価を新設する。

第2 具体的な内容

1.認知症専門診断管理料の見直し


現行 改定 
【認知症専門診断管理料】
(1人につき1回) 500点


[算定要件]

① 入院中の患者以外のものに対して算定する。


② 他の医療機関等から紹介された認知症の疑いのある患者に対し、認知症の鑑別診断を行い、療養方針を決定し、紹介元の医療機関に紹介した場合に算定。
 
【認知症専門診断管理料】(1人につき1回)
1 認知症専門診断管理料1 700点(改)
2 認知症専門診断管理料2 300点(新)

[算定要件]
1 認知症専門診断管理料1
① 以下の者に対して算定する。
・入院中の患者以外のもの
・他の医療機関の療養病棟に入院中のもの
② 他の医療機関等から紹介された認知症の疑いのある患者に対し、認知症の鑑別診断を行い、療養方針を決定(認知症と診断された場合は認知症療養計画を作成)し、紹介元の医療機関に紹介した場合に算定。
③ 認知症療養計画とは、病名、症状の評価(認知機能、生活機能、行動・心理症状等)、家族等の介護負担度の評価、今後の療養方針、緊急時の対応、その他必要な項目が記載されたものである。
2 認知症専門診断管理料2
① 入院中の患者以外の患者に対して算定する。
② 他の医療機関等から紹介された認知症の症状が増悪した患者に対して、診療を行った上で療養方針を決定し、紹介元の医療機関等に紹介した場合、3月に1回に限り算定。



2. 認知症療養指導料の新設

専門医療機関で認知症と診断された患者について、かかりつけ医が専門医療機関と連携し、その後の管理を行った場合の評価を行う。

(新) 認知症療養指導料 350点(月1回、6月まで)

[算定要件]
専門医療機関において認知症専門診断管理料1を算定された患者に対し、専門医療機関からの診療情報に基づく診療を行った日から起算して6月に限り算定する。