5 DPCフォーマットデータ提出の評価


キーワード|データ提出加算

平成24年度診療報酬改定の改定項目

DPCフォーマットデータ提出の評価について 骨子【Ⅲ-1-(7)】

第1 基本的な考え方
急性期入院医療を担う医療機関の機能や役割を適切に分析・評価するため、DPC対象病院ではない出来高算定病院についても、診療している患者の病態や実施した医療行為の内容等についてデータを提出した場合の評価を行う。また、DPC対象病院における外来診療や入院診療の出来高算定患者(包括対象外の患者)に係るデータの提出についても出来高算定病院での取扱いと同様な評価を行う。この際、DPC対象病院のデータ提出に係る評価(機能評価係数Ⅱ・データ提出係数の一部を含む)については、機能評価係数Ⅰとして当該評価との整合性を図りつつ整理(統合)する。

第2 具体的な内容

診療している患者の病態や実施した医療行為の内容等についてデータを提出した場合の評価を新設する。

(新) データ提出加算1
イ 200床以上の病院 100点(退院時1回)
ロ 200床未満の病院 150点(退院時1回)

(新) データ提出加算2
イ 200床以上の病院 110点(退院時1回)
ロ 200床未満の病院 160点(退院時1回)

[算定要件]
データ提出加算1
① データ提出することをあらかじめ届出た上で、DPCフォーマットのデータ作成対象病棟に入院し、退院した全入院患者について、当該データを厚生労働省に提出した場合に、翌々月1日から算定可能。
② データの提出が遅延した場合は、遅延した月の翌々月について、当該加算を算定できない(従来のデータ提出係数と同等の取扱い)。

データ提出加算2
① 入院診療に係るデータに加えて外来診療データを提出した場合に算定する。
② データ提出することをあらかじめ届出た上で、DPCフォーマットのデータ作成対象病棟に入院し、退院した全入院患者について、当該データを厚生労働省に提出した場合に、翌々月1日から算定可能。
③ データの提出が遅延した場合は、遅延した月の翌々月について、当該加算を算定できない(従来のデータ提出係数と同等の取扱い)。

[施設基準]
① 一般病棟入院基本料(7対1又は10対1)、専門病院入院基本料(7対1又は10対1)、特定機能病院一般病棟入院基本料(7対1又は10対1)を算定している病院であること。
② 診療録管理体制加算に係る届出を行っていること、又はそれと同等の診療録管理体制を有しており、当該基準を満たすべく計画を策定していること。
③ 「適切なコーディングに関する委員会」を設置し、年2回以上当該委員会を開催すること。

[その他]
① 「外来診療データ」については、平成24年10月1日診療分を目途にデータ提出を受け付ける方向で対応する。
② DPC対象病院については、上記加算の新設に伴い、データ提出に係る評価を機能評価係数Ⅰ(係数の設定方法については、その他の機能評価係数Ⅰと同様)又は包括外の患者については当該評価として整理する。