2 調剤報酬における適正化合理化


平成24年度診療報酬改定の改定項目

調剤報酬における適正化・合理化

第1 基本的な考え方
調剤報酬の中で適正化できる以下の事項について見直しを行う。
1.基準調剤加算の施設基準については、地域医療を応需する「かかりつけ薬局」のあるべき方向性等を考慮し、備蓄医薬品の品目数の見直しを行うとともに、特定の医療機関の診療時間等に応じた開局時間を設定している薬局については施設基準を満たさないこととするよう見直す。
2.薬学管理料における、調剤情報提供料、服薬情報提供料等については、一連の調剤・薬学的管理指導行為の中で算定されるものであるため、整理・統合する方向で見直しを行う

第2 具体的な内容

1.基準調剤加算の施設基準の見直し

基準調剤加算の施設基準に、開局時間に係る要件を設けるとともに、備蓄医薬品数は実態等を踏まえた品目数とする。

現行 改定 
【基準調剤加算】
1 基準調剤加算1 10点
2 基準調剤加算2 30点

[施設基準]
(1) 通則
イ、ロ 略
ハ、ニ 略

(2) 基準調剤加算1の基準
十分な数の医薬品を備蓄していること。
(3) 基準調剤加算2の基準
イ、ロ 略
ハ 十分な数の医薬品を備蓄していること。 
【基準調剤加算】
1 基準調剤加算1 10点
2 基準調剤加算2 30点

[施設基準]
(1) 通則
イ、ロ 略
ハ 地域の保険医療機関の通常の診療時間に応じた開局時間となっていること。
ニ、ホ 略
(2) 基準調剤加算1の基準
十分な数の医薬品を備蓄していること。
(3) 基準調剤加算2の基準
イ、ロ 略
ハ 十分な数の医薬品を備蓄していること。
 

※ なお、各々の加算における「十分な医薬品を備蓄している」基準として、通知において、基準調剤加算1については現行の「500品目以上」を「700品目以上」とし、基準調剤加算2については現行の「700品目以上」を「1000品目以上」とする。


2.調剤情報提供料、服薬情報提供料等の見直し

調剤情報提供料、服薬情報提供料及びその加算である服薬指導情報提供加算については廃止し、これらを統合した評価として、新たに服薬情報等提供料を新設する。

現行 改定 
【調剤情報提供料】(処方せんの受付1回につき) 15点
[算定要件]
注 処方された薬剤について、長期にわたる保存の困難性その他の理由により分割して調剤を行った場合等において、保険薬局が患者の調剤に関する情報提供の必要性を認め、当該患者の同意を得て、当該患者が現に診療を受けている保険医療機関に対してこれを照会し、かつ、文書により提供した場合に算定する。
 
(廃止) 
【服薬情報提供料】 15点
[算定要件]
注1 処方せん発行保険医療機関から情報提供の求めがあった場合又は薬剤服用歴に基づき患者に対して薬学的管理及び指導を行っている保険薬局が当該患者の服薬に関する情報提供の必要性を認めた場合において、当該患者の同意を得て、該患者が現に診療を受けている保険医療機関に対して、服薬状況を示す情報を文書により提供した場合に月1回に限り算定する。
注2 保険薬局が患者の服薬指導に関する情報提供の必要性を認め、当該患者の同意を得て、該患者が現に診療を受けている保険医療機関に対して、当該患者に対する服薬指導等の内容を示す文書を添えて必要な情報を提供した場合は、所定点数に15点を加算する。 

(廃止) 
 
【服薬情報等提供料】 15点(新)
[算定要件]
注 処方せん発行保険医療機関から情報提供の求めがあった場合又は薬剤服用歴に基づき患者に対して薬学的管理及び指導を行っている保険薬局が当該患者の服薬等に関する情報提供の必要性を認めた場合において、当該患者の同意を得て、当該患者が現に診療を受けている保険医療機関に対して、服薬状況等を示す情報を文書により提供した場合に月1回に限り算定する。